就活でのお祈りダメージ軽減のメンタルキープに「拒絶される恐怖を克服するための100日計画」(原題Rejection Proof)をオススメしたい
就活はお祈りメールなど「断られる」経験が非常に多くなり、精神的ダメージも大きいです。
ダメージを避けたいからと言って内定をもらうためには複数の企業に応募する必要があります。
私みたいに博士中退など条件が悪くなると応募企業の数も増やす必要もあり、そうなると断られる数も多くなってしまいます。
そこで、個人的には書籍の「拒絶される恐怖を克服するための100日計画」にある考え方をオススメしたいと思います。
就活での「お祈り」への心構え
私は博士中退ということで、企業の採用者からしたら博士中退より修士新卒の人間を取りたがるだろうことが容易に推測できました。
基本的にESや面接の通過率が低いことは覚悟する必要があり、そのために何らかの心構えを持っておこうと考えて書籍を読んでいました。
そうした中でメンタルの保ち方としてはJia Jiangという方の拒絶される恐怖を克服するための100日計画(原題:Rejection Proof)の内容が私には非常に参考になりました。
Jia Jiangさんについて
詳細は書籍やTEDの動画を参考にしてほしいのですが、この方はベンチャー企業の立ち上げにあたり、ベンチャーキャピタルからの資金提供に失敗してしまい、断られることへの恐怖が非常に強くなったとのことです。
ただ、それでも起業の夢は捨てきれず、拒絶への恐怖を克服するためにあえて人から断られることを行って耐性を付けようと行動をしたそうです。
例えば警備員さんにこの場でそのまま返すから100ドルを貸して欲しいと頼んでみたり、他人の家の庭でリフティングさせてほしいと頼んでみたりすることです。
最初は全部断られると思っていたようですが、意外と無茶苦茶な提案でも受け入れられることに気づいて、その時の考えをTEDや書籍として発表しています。
Rejection Proofの考え方
書籍や動画でのコアな考え方として、人間は誰しも断られることに恐怖を感るのは当然のことであると述べられています。
人間は社会的な生き物ですので、本能的に拒絶されることは恐怖を覚えて当たり前なのですが、今の人間社会では交流が拡大して断られることが多く本能が追いついていなません。
なので、この恐怖を仕方のないものと考えて、どうすれば軽減できるかと考えます。
書籍で紹介されているのは「拒絶が怖いのは当たり前と考える」「拒絶されたら小さなお願いをするとダメージの軽減ができる」といった内容です。
色々な内容が紹介されていますが、特にこの2点が私の就職活動での大きな助けになりました。
就活での活用方法
「拒絶が怖いのは当たり前と考える」というのは、ESや面接を断られ続ける就活では一つの心の助けになります。
また、就職活動の倍率から逆に断られることが当たり前で、受かればラッキーと頭の片隅に置いておくとよいです。
その上で、「拒絶されたら小さなお願いをするとダメージの軽減ができる」とあるように、私はお祈りをもらったら担当者にお願いとして不採用の理由を聞いていました。
もちろん理由を答えてくれることは少ないのですが、意外と個人的なアドバイスとして就活の助言をくれる採用担当者もいて驚きました。
このようにお祈りを貰った後に理由を聞く、という行動を決めておくことで意外と精神的ダメージを減らせますし、逆に答えてもらってラッキーと幸運を感じることもできます。
長期戦となる就職活動で精神的ダメージを減らすことは大きな助けとなりますので、何らかの小さなお願いをしてみることをおススメしたいです。
最後に
この書籍に限らずこういったメンタルを維持するための知識などを持っておくと、就活に臨みやすいかと思います。
長期戦になる就活での消耗を避けるためにも、何らかの対策を取って内定を得る助けとするとよいでしょう。
また、起業への直接応募に合わせて就職エージェントなどを併用することで、一人で抱え込まずに精神的ダメージを減らして活動できると思います。