就職活動の面接対策にベースとなるテンプレスライドを準備しておくことをおススメ
就職活動において様々な面接対策が紹介されているかと思います。
対策の一つとして、自己紹介と企業から聞かれやすい質問への答えをまとめたテンプレスライドを作って置くことを推奨します。
面接でスライドの上映の有無にかかわらず、テンプレスライドで練習した内容であればスムーズに応対できるでしょうし、面接官が興味を持ってくれた内容であればスライド内の画像・動画をその場で見せることも可能となります。
就職活動の面接では自分の経歴や能力、研究内容や志望動機などを相手に伝える必要があります。
1次面接や2次面接など次数の浅い面接で聞かれる内容は多くの企業で共通しているので、テンプレスライドとしてまとめておいて練習することをお勧めします。
私が就活当時に用いた対策の一つですが、ご参考になれば幸いです。
テンプレスライドの内容
テンプレスライドとして、自己紹介と研究内容およびそれらに想定される質問の内容を自身で考えてまとめておきます。
- 自己紹介
- 趣味、特技など
- 研究内容
- よくある質問への回答
内容としては画像・動画も併せて入れておくとよいでしょう。
そしてこれをベースに各企業に合わせたスライドをプレゼンの有無にかかわらず作成します。
テンプレスライドの練習
スライドのテンプレ部分の発表練習を事前にしておきます。
この時、スライド本文を見ながら練習するのではなくて、記憶にある内容でスライドの内容に近しいことスライドを見ずにを話せればOKというスタンスで練習をすることがポイントです。
面接官によどみなく内容を伝えることを重視し、いちいちスライドに目を向けずに発言できるようにすることで、プレゼンの有無にかかわらずスムーズに面接の場で話せることを目的とした練習となります。
企業個別のスライドのカスタマイズ
上記のテンプレ内容を練習する傍ら、企業ごとに個別に追加スライドを作成して別々のファイルにまとめておきます。
追加内容としては以下が考えられます。
- 志望動機
- 面接官への質問
- 志望動機への質問への回答
また、これらはESの内容と齟齬がないようにもしておきます。
テンプレスライドの発表練習を十分に積んだのであれば、企業個別への面接対策はこの差異となる部分をメインに練習できるので効率化できます。
もちろん何回か通しで練習しておくとよいでしょう、
面接当日
面接当日でスライドを使ったプレゼンが許されているのであれば、スライドを見ずに面接官のほうへ視線を向けて発表しましょう。
十分に練習を積んでいればスライドを見るときはページごとに1回程度として記憶した内容のヒントとするくらいに抑えられると思います。
また、スライドを用いない口頭の面接であれば、テンプレスライドや個別スライドで練習したように、面接官の質問から近しいスライドの内容を思い出しながら回答していきます。
同時に、回答内容で面接官の食いつきがよいものがあれば、その場ですぐにスライドを見せることができるようにノートPCやタブレット端末をスリープ状態で鞄に忍ばせておくとよいでしょう。
画像・動画があると分かりやすいものとして、趣味の創作物などをすぐにその場で紹介できると与える印象を強めることができるかと思います。
私はプログラム製作が趣味だったので、テンプレスライドの中に自作プログラムのデモ動画を入れておいて、すぐに紹介できるようにノートPCをスリープしていました。
実際に複数の企業で作ったプログラムに興味を持った面接官にはデモを好印象に見せることができたと思います。
最後に
以上のように、プレゼンの有無にかかわらずスライドを作って練習することは面接の対策として効果的と考えています
自分の強みや魅力をスムーズに相手に伝えるための対策として検討してみることを推奨します。
ご参考になれば幸いです。